歩留まり・品質解析エージェント

エレクトロニクス製造の歩留まり・品質解析AIエージェント

原因探しは、会議の前に終わっている

歩留まり低下を検知し、原因の工程・装置・部品ロットを根拠つきで特定します。

主対象の工程
半導体・部品・基板実装・組立・検査・試験
補助的に関わる工程
設計・試作・需給・計画

画面イメージ

エージェントが担当者に返す画面のイメージです(実際の画面とは異なります)。

歩留まり解析レポート

イメージ

不良分布(基板マップ)

原因候補と信頼度

  • リフロー炉 #1 温度プロファイル82%
  • はんだロット A-2354%
  • 実装機 #4 吸着ノズル31%
対策案 2件 ・ 根拠データ 14件

解決する課題

  1. 01

    歩留まり低下の要因探しに、担当者が数日かけてデータを集めている

  2. 02

    不良の原因が上流の部品ロットか自工程かを切り分けられない

  3. 03

    原因分析の結果が担当者の頭の中に残り、次の不良で再利用されない

特徴

  1. 01

    工程横断で原因を辿る

    部品ロットから試験まで一本の因果の鎖で解析し、上流・下流を切り分けます。

  2. 02

    相関ではなく因果で提示

    因果推論(Aitia)で介入効果を推定し、「どこを変えれば歩留まりが動くか」を示します。

  3. 03

    使うほど精度が上がる

    担当者の判断と結果が蓄積され、次の原因分析の精度が上がります。

できること

  1. 01

    兆候の自動検知

    検査・試験・ウェハマップのデータから、歩留まり低下と不良モードの偏りを夜間バッチで検知。

  2. 02

    因果推論による原因分析

    不良モードごとに工程・号機・条件・材料/部品ロットとの関係を因果グラフで解析し、相関ではなく原因候補を提示。

  3. 03

    市場不良との突合

    フィールドの不具合情報を製造データと突き合わせ、出荷前の兆候を特定。

  4. 04

    根拠つき報告書の生成

    原因候補・根拠データ・信頼度・対策案をまとめた報告書を、会議前に自動配信。

動作の流れ

検知・分析・提案はAI、承認は人。実行は承認後にだけ行われます。

  1. 1AI

    検知

    歩留まり低下・不良率上昇・不良モードの偏り

  2. 2AI

    分析

    工程・号機・条件・部品ロットとの因果関係

  3. 3AI

    提案

    原因候補と対策案(根拠・信頼度つき)

  4. 4

    承認

    品質・製造技術の担当者

  5. 5AI

    実行

    報告書配信、是正処置の起票、条件変更は Process Agent へ

入力と出力

入力データ

  • AOI・SPI・X線・外観検査結果
  • ICT/FCT・電気特性・ウェハテスト
  • MES/YMS のロット・工程履歴
  • 部品・材料ロット情報
  • 市場不良・修理データ

AIエージェント

歩留まり・品質解析

  1. 1検知
  2. 2分析
  3. 3提案

出力

  • 原因分析レポート(PDF/Web)
  • 不良モード別の因果グラフ
  • 是正処置の起票(QMS 連携)
  • 歩留まりダッシュボード

活用シナリオ

基板実装(SMT)

会議の朝に、原因候補が届いている

歩留まり解析レポート

イメージ

不良分布(基板マップ)

原因候補と信頼度

  • リフロー炉 #1 温度プロファイル82%
  • はんだロット A-2354%
  • 実装機 #4 吸着ノズル31%
対策案 2件 ・ 根拠データ 14件

これまで

担当者がMES・AOI・SPI・実装機ログから手作業でデータを集め、会議は数字の確認で終わる。

これから

会議は「打ち手の判断」に。原因特定が早くなり、判断の根拠が残る。

  1. 1

    Detect

    夜間に不良率上昇と不良モードの偏りを検知

  2. 2

    Analyze

    印刷・実装・リフロー条件、号機、部品ロットとの関係を解析

  3. 3

    Propose

    根拠・信頼度つきの報告書を会議前に配信

他の活用シナリオを見る

このエージェントを構成するモジュール

HIIIが研究開発で磨き続ける Algorithm Modules を組み合わせて実装しています。

Algorithm Modules 一覧

  • 原因分析

    不良・故障・異常の原因を工程データから統計的に特定し、効果の大きい改善の打ち手を導く。

  • 異常検知

    音・振動・温度など設備・工程の多変量センサーデータから異常を検出し、故障と不良を先回りする。

  • 品質予測

    工程条件から製品品質・歩留まり・不良発生を事前に予測し、不良の発生前に手を打つ。

工程を横断して業務を変え、データを還流させる

各エージェントが生み出す判断と結果は地図に還流し、他のエージェントの精度を高めます。主対象の工程から始めて、横に広げられます。

このエージェント歩留まり・品質解析エージェント
AIエージェント工程条件エージェント
  1. 設計・試作
  2. 半導体・部品
  3. 基板実装
  4. 組立
  5. 検査・試験
  6. 需給・計画
AIエージェント検査エージェント

点線は各エージェントが主対象とする工程。エージェントは独立して導入できます。

よくあるご質問

Qデータが揃っていない工程でも使えますか?

はい。接続できるデータから始め、因果グラフは追加接続に応じて拡張します。データアセスメントで優先順位を決めます。

Q相関分析と何が違いますか?

因果推論(Aitia)で介入効果を推定し、「どこを変えれば歩留まりが動くか」を提示します。相関の羅列ではありません。

導入全般の FAQ を見る

機微情報を扱う前提の、実行基盤

工程条件・歩留まり・不具合情報は競争力そのもの。データを工場の外に出さない構成、権限管理、監査ログ、越境管理を設計の前提にしています。

セキュリティの詳細

  • 工場の外にデータを出さない

    オンプレミス・エッジ・閉域クラウドを選択可能。

  • 権限管理と監査ログ

    拠点・部門・役割・取引先ごとに制御し、すべて記録。

  • 認証・ネットワーク

    SSO・多要素認証・IP制限・閉域網接続。

  • 技術情報の越境管理

    機微な技術情報を拠点・国ごとに分離。